災害ボランティアセンターとは

災害は、いつでも、どこにでも起こりうるものです。
もし私たちの住む地域に、災害が起こってしまったら・・・。

災害ボランティアセンターとは

もしも災害起こってしまったら、上尾市の防災計画に基づき、上尾市社会福祉協議会に災害ボランティアセンターが設置されます。
災害ボランティアセンターとは、「困っている人」と「支援する人(ボランティア)」をつなぐ、かけはしとなり、被災されている人が元の生活に戻れるように、ボランティアが支援、応援するための窓口になります。
また、「家具が倒れて片づけができない」「避難所での炊き出しを手伝ってほしい」「大量のごみを片付けてほしい」といった、被災された方の困りごとの、相談窓口となります。

災害ボランティアセンター立ち上げ訓練

自宅に帰り元の生活に戻るまでには、多くの時間や支援が必要となります。そして、それを支えるボランティアも。
社会福祉協議会では、もしもに備え、災害ボランティアセンターの立ち上げ訓練や災害支援ボランティアの育成を行っています。

訓練の概要

災害ボランティアセンター立上げ訓練

平成29年3月11日(土)に災害支援ボランティア養成講座の一環として、災害ボランティアセンター立ち上げ訓練を実施しました。
訓練は、講座の参加者と職員が、ボランティア役とスタッフ役に分かれ、実践を模した形で行いました。

上尾市社会福祉協議会

<受付班>
ボランティア活動を希望する人の受付をします。

<マッチング班>
被災した方からの依頼に対して、活動できるボランティアの調整を行うことや、安全に活動するための注意事項などを伝える役割をもちます。

上尾市社会福祉協議会
上尾市社会福祉協議会

<送り出し班・資材班>
送り出し班・資材班では、支援に必要な資材の用意や、道路状況や道順の確認を行います。

<総務班>
当日の活動数の把握や情報の発信のほか、ボランティアのけがなどさまざまな不測の事態に対応するのが総務班の役割となります。

上尾市社会福祉協議会

<ニーズ班>
被災した住民の相談を受け、ボランティアが活動するための現地の調査などを行います。

訓練では、結局活動につながらないボランティアがいたり、適切な資材を渡せなかったりと、実際に行ってみて初めて気づくことが多くあり、あらためて訓練必要性を感じる内容となりました。