「支えあい・支えあう活動について」~地域の1人ひとりを支えるために~
2018.01.24
「大石支部 地域福祉懇談会」
実施日時 平成31年1月24日(木)
実施場所 上尾市消防本部西消防署 多目的室
参加者 115名
まず、畔吉東部地区から実践活動の発表がありました。
畔吉東部区では、「防犯パトロールによる大石南小学校学童の下校時の交通安全の見守りと高齢者宅への見守り活動を実施している。区アンケートを実施し、希望者を募り、本人の同意のもと、防犯パトロール活動日に実施している。外からの見守りと訪問活動を通じて、必要な人への支援を地域で実践している。」 などが発表されました。
その後10グループに分かれてグループ討論を行いました。
いろいろなことが話し合われましたが、支えあい活動を開始している地区からは、利用者(支えてほしい人)をどう探すかが課題ではないか、との意見が多く出されました。これについて、見守り対象となる人からの希望をアンケートし、地域で必要とされるサービスは何かを考えたいとの意見がありました。
一方で、支えあいの会会員を募集しても中々利用したい人が来ないので、近所では『さりげない見守り』ぐらいが求められていると実感するという意見、また支えあいのメンバーを集めるのも一苦労で、人手不足のため、募集をどうしたらいいのか困っている、との声がありました。
まずはつながりのある関係を作ること(回覧版の手渡し、花見会、あいさつ運動)、顔の見える関係作り(ご近所、各種団体の活動による)から始めることも大切だと思います。
サロンなどの活動では、お友達作戦として、行事に参加する人は近所の人を一人誘う、複数で参加した場合はお土産ありなどの景品を用意する、ポイント制度の導入はどうか、という面白い意見もありました。資金が必要となりますが。
また子供会とのタイアップし、世代間交流を諮るのもいいという意見がありました。
そして、支え合いが必要な人の個人情報について、災害時対応とも関連することでもあり、どう取り扱っていくかが大きな課題である、との悩みは皆さんに共有されていたと思います。今後も地域での支えあい活動の活性化に向けて、懇談会を開催して行きたいと考えています。